二の腕を細くしたい方
こんな疑問にお答えします。
今回は、以下の内容を解説していきたいと思います。
- 二の腕が太くなってしまう原因
- 二の腕痩せに効果的なストレッチとマッサージ
私は、渋谷のパーソナルトレーニングジム「Shibuya Fitness Sharez」を2015年から運営しており、近年はパーソナルトレーナー養成スクール「Sharezスクール」の運営と講師も勤めています。
「二の腕のたるみを取りたい、二の腕の細くしたい」という目的でトレーニングに来られる方も多いです。可能であれば筋トレも実施した方が良いですが、まずは今回ご紹介するストレッチやマッサージを実施して、たるみや太くなっている部位に刺激を与えていきましょう。
今回は、二の腕が太くなってしまう原因と、対策としてストレッチやマッサージについて解説していきます。
目次
二の腕が太くなってしまう原因
二の腕が太くなってしまう原因としては、以下の4点が挙げられます。
これらが原因で、二の腕に「脂肪の蓄積」や「むくみ」が生じてしまい、二の腕が太くなったり、たるんだりしてしまいます。
- 日常生活ではあまり使われない
- リンパの滞りを起こしやすい
- 冷えやすい
- 姿勢が悪い
順番に確認していきましょう。
日常生活ではあまり使われない
二の腕の部分には、上腕二頭筋と上腕三頭筋という筋肉があります。
上腕二頭筋は、肘を曲げる動きに関わる筋肉で、デスクワークやスマホを使う時などの日常生活でも使用されています。そのため、上腕二頭筋の筋肉はたるみづらいです。
一方、上腕三頭筋は、肘を伸ばす動きに関わる筋肉です。普段の姿勢で腕は伸びていますが、これは腕の重さによって伸びており、上腕三頭筋の収縮力で伸びている訳ではありません。
上腕三頭筋に負荷がかかる場面といえば、重い扉を押す場合や、寝ている状態から手で床を押して起き上がる場面などですが、これらの頻度は少ないですよね。
日常的に上腕三頭筋はあまり使われないので、上腕三頭筋の筋肉は落ちてしまいやすく、脂肪が蓄積しやすいです。
リンパの滞りを起こしやすい
日常生活で、手首や指は頻繁に動かす機会が多いですが、二の腕を大きく動かしたり、二の腕に負荷がかかることは少ないです。
脇の下に腋窩(えきか)というリンパ管が集中している部位がありますが、二の腕の動きか少ないと、この部分への刺激も少なく、リンパの滞りが起きてしまいます。
リンパの流れが悪くなると、水分量が滞留してしまい、むくみに繋がってしまいます。
冷えやすい
上腕三頭筋は、実は筋肉量が多い筋肉です。
上腕三頭筋を動かす機会が少ないと、血流が滞りやすく、冷えも起こりやすいです。
身体が冷えてしまうと、体温を維持しようと脂肪の溜め込みがちになりますし、むくみやすくなってしまいます。
姿勢が悪い
デスクワークやスマホの操作などが続くと、姿勢が悪くなってしまいます。具体的には、猫背、巻き肩、ストレートネック(スマホ首)といった姿勢です。
姿勢が悪い状態になると肩甲骨の位置がズレ、肩甲骨についている上腕二頭筋や上腕三頭筋の動きが悪くなり、血流やリンパの流れも悪くなり、むくみに繋がってしまいます。
二の腕痩せに効果的なストレッチとマッサージ
二の腕痩せを目指すために、「脂肪の蓄積」と「リンパの流れ」を改善していきましょう。
そのための手段としては、「ストレッチ」、「マッサージ」、「姿勢の改善」、「筋トレ」などがあります。
今回は、手軽に実践できる二の腕のストレッチとマッサージをご紹介していきます。
上腕三頭筋のストレッチ
上腕三頭筋は、肘関節の伸展、肩関節の伸展に関与しますので、肘を曲げ、肩関節の屈曲をする事でストレッチすることができます。
上腕三頭筋のストレッチの手順は以下の動画の通りです。
背中が丸まっていると、肩関節の可動域が低下してしまい、腕が上がりにくいです。
腕を上げる際に肘が外側を向いてしまうと、肝心の上腕三頭筋が伸びず、ストレッチの効果が半減してしまいます。
腕を上げる際には、肘が正面を向くことを意識しながら、ゆっくりとストレッチするのがポイントです。
二の腕のひねりストレッチ
腕を伸ばしてひねることで、二の腕をストレッチできます。
上腕二頭筋と上腕三頭筋は両方とも肩甲骨に付いているので、肩甲骨を動かすことで伸びが大きくなります。
二の腕のマッサージ
マッサージをすることで筋肉に圧がかかるので、固くなっている筋肉がほぐされ、伸張や収縮がしやすくなり、血行やリンパの流れが改善していきます。
二の腕のマッサージの仕方は以下の動画の通りです。
まとめ
二の腕が気になると、夏の時期に腕が出る服装でのお洒落もためらってしまいますよね。
今回のストレッチやマッサージは手軽に行える内容だと思いますので、できるだけ毎日続けて、ぜひ二の腕痩せを目指していきましょう
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