近年、パーソナルトレーナーになる方が増えていますが、「パーソナルトレーナーとしての知識や技術はどこで学んだら良いの?」、「パーソナルトレーナー養成スクールがあるって聞いたけど、ちゃんと学べるのかな?」、「どこのスクールが良いの?」などの疑問を抱えている方も多いようです。
そこで、今回は以下の内容について、説明していきます。
- パーソナルトレーナーになる為の知識、技術を身につける方法
- パーソナルトレーナー養成スクールが良い理由
- 人気なパーソナルトレーナー養成スクールの紹介
- パーソナルトレーナー養成スクールを出た後の活動イメージ
私はパーソナルトレーニングジム「Shibuya Fitness Sharez」を2015年から運営しており、これまで、専門学校卒、体育大学卒、養成スクール卒の、多くのパーソナルトレーナーと関わってきました。
いろんな方々から得た情報を元に、それぞれのメリット、デメリットや、養成スクールについて解説していきたいと思います。
目次
パーソナルトレーナーになる為の知識、技術を身につける方法
パーソナルトレーナーになる為の知識、技術を身につける方法は以下の4つあります。
- 専門学校で学ぶ
- 体育大学で学ぶ
- パーソナルトレーナー養成スクールで学ぶ
- 独学で学ぶ
それぞれメリット、デメリットを紹介していきます。
専門学校で学ぶ
代表的な専門学校として、総合学園ヒューマンアカデミー、リゾート&スポーツ専門学校、日本工学院、スポーツ・レクリエーション専門学校、メディカル・スポーツ専門学校などがあります。
- コスト:200万〜300万円
- 期間:2年〜3年
- メリット:幅広くトレーナーの仕事について学べる。カリキュラムが組まれているので楽。専門学校卒業の資格が得られる。カリキュラムに資格取得が含まれているものもある。
- デメリット:コストが高い。期間が長い。パーソナルトレーナーになる為の内容に特化していない。意識が低い人も多い。
体育大学で学ぶ
代表的な体育大学として、筑波大学、鹿屋体育大学、日本体育大学、大阪体育大学、順天堂大学、東海大学、福岡大学などがあります。
- コスト:250万〜400万円
- 期間:4年
- メリット:幅広く、運動、人体、健康、栄養について学べる。カリキュラムが組まれているので楽。大卒の資格が得られる。カリキュラムに資格取得が含まれているものもある。
- デメリット:コストが高い。期間が長い。体育大学の母数が少ない。パーソナルトレーナーになる為の内容に特化していない。
パーソナルトレーナー養成スクールで学ぶ
資格取得を目指すもの、特殊な技術の習得を目指すもの、集客などビジネス的なものを学ぶものなど様々な種類があります。期間や値段、特徴がそれぞれ異なります。
- コスト:13万円〜65万円
- 期間:数日間〜6ヶ月
- メリット:コストが専門学校、体育大学と比べると安い。パーソナルトレーナーになる為の内容に特化している。
- デメリット:大学卒業などの証明が手に入るわけではない。
独学で学ぶ
書籍、Youtube、オンライン講義、Web記事などを使い、自身で学びます。
- コスト:0円〜数十万
- 期間:数ヶ月〜数年
- メリット:コストが安い。自分の好きな時間に学べる。
- デメリット:計画力、実行力が必要。学んでいる事が正しいか分かりづらい。疑問を解消しづらい。
パーソナルトレーナー養成スクールが良い理由
さて、パーソナルトレーナーになる為の知識、技術を身につける方法を4つ紹介してきましたが、その中でどれが最適なのでしょうか?
オススメは、「パーソナルトレーナー養成スクールで学ぶ」方法です。理由としては、以下の3つです。
- コストパフォーマンスが良い
- 短期間でパーソナルトレーナーになれる
- 実践形式のノウハウも得れる
これらについて解説していきます。
パーソナルトレーナー養成スクールはコストパフォーマンスが良い
専門学校、体育大学は、卒業までに200-400万程かかってしまい、コスト(学費)が高いです。一方、独学はコストが安いと思いきや、書籍代、セミナー代、交通費、資格取得費用などを含めると、意外とお金がかかってしまいます。
パーソナルトレーナー養成スクールのコストは、パーソナルトレーナーとして社員で勤務したとしても半年以内に回収可能です。フリーランスとして人気が出れば、もっと早く回収できます。
よって、パーソナルトレーナー養成スクールが最もコストパフォーマンスが良いと考えます。
パーソナルトレーナー養成スクールが最も短期間でパーソナルトレーナーになれる
体育大学は4年、専門学校は2-3年かかります。
独学の場合、教材などで勉強するので、現場の情報を取得しづらく、また困った時も自分で調べて解決しなければならないので、効率が悪く、時間がかかってしまいます。学習時間も自分で捻出しなければいけません。
よって、パーソナルトレーナー養成スクールが最も短期間でパーソナルトレーナーになれると考えます。
パーソナルトレーナー養成スクールの内容が最も特化している
体育大学、専門学校は幅広く学べますが、講師がパーソナルトレーナーではないので、パーソナルトレーナーに特化した内容はあまり学べません。
パーソナルトレーナー養成スクールであれば、幅広さはありませんが、パーソナルトレーナーに特化した内容が学べます。
よって、パーソナルトレーナー養成スクールの内容が最も特化していると考えます。
人気なパーソナルトレーナー養成スクールの紹介
パーソナルトレーナー養成スクールが最も最適だとお伝えしましたが、どんな種類のパーソナルトレーナー養成スクールがあるのでしょうか?
特徴、期間、金額を比較して、人気のパーソナルトレーナー養成スクールを紹介します。
- 2nd Pass
- R-BodyProject
- Dr.Training
- ASP
- Shibuya Fitness Sharez
弊社「Shibuya Fitness Sharez」でも、パーソナルトレーナー養成スクールを開講しています。
2nd Pass
- 特徴:日本最大規模。就職サポート有。
- 期間:6ヶ月
- 金額:45万〜65万円
R-BodyProjects
- 特徴:カリスマトレーナー鈴木岳氏が代表。2003年に開講。
- 期間:8時間×4日間
- 金額:13万円(プラス教材費1万円)
Dr.Training
- 特徴:パーソナルジム店舗展開拡大中。著名トレーナー山口元紀氏が代表。アメリカの資格保有者が講師。
- 期間:3ヶ月(12回) or 6ヶ月(24回)
- 金額:38万〜65万円
ASP
- 特徴:マンツーマンスクール有。2016年トレーナーオブザイヤー受賞者。ヘルスケアビジネスコンテスト優勝者が代表。
- 期間:2ヶ月〜8ヶ月
- 金額:54万〜65万
Shibuya Fitness Sharez
- 特徴:ジム開業、フリーランストレーナーを多数輩出。ベストボディ東京優勝者、元RIZAP教育担当者、NewsPicksビジネスコンテスト出場者が代表。
- 期間:3ヶ月(12回)
- 金額:25万円(学割12.5万円)
パーソナルトレーナー養成スクールを出た後の活動イメージ
「パーソナルトレーナー養成スクールで知識や技術を学ぶことはできるが、その後どうやって活動するんだろう?」という疑問がありますよね。
「知識、技術を身につけたら、できるだけ早く働きたい」とお考えだと思います。
多くの方は、以下の活動をしています。
- スクールで就職サポートを受けて、採用試験を受けてパーソナルトレーニングジムに就職する
- 別の企業で働きながらフリーランスで副業としてパーソナルトレーナーの仕事を始める
- フリーランスのパーソナルトレーナー1本で活動する
弊社のパーソナルトレーナー養成スクールを出た方の具体例では、以下のような方がいらっしゃいます。
- 異業種 → 別の企業で働きながら副業パーソナルトレーナー
- Sharezに社員として入社 → フリーランスのパーソナルトレーナー
- パーソナルトレーニングジム社員 → フリーランスのパーソナルトレーナー
就職サポートや社員としての入社受け入れ、フリーランスとしての活動相談までしてくれるスクールもありますので、知識を得れるのも重要ですが、「その後の活動にスムーズに移れるかどうか?」という点もスクールを選ぶポイントだと思います。
まとめ
パーソナルトレーナーになる為の知識、技術を学ぶ方法をご紹介してきましたが、その中でもオススメな方法は「パーソナルトレーナー養成スクール」だと考えています。
コスト、期間、内容の3つの観点を考えると、パーソナルトレーナー養成スクールが優位だからです。
パーソナルトレーナーの仕事にご興味ある方は、ぜひ気になったパーソナルトレーナー養成スクールに問い合わせてみてください。